二人らしい結婚をするために

結婚式の基本情報 その他

結婚の約束をしたものの、いざ、具体的に婚約や結婚の準備を始める段階になること、とまどうことがいろいろとあるでしょう。ひつひとつ、やるべきことを片づけ、二人らしい結婚に近づけていきましょう。

結婚するってどういうこと?

二人らしい結婚をするために結婚するというのは、違う環境で育った二人が、いっしょに何かを決めたり、生活をしていくということです。新しい家族とのおつきあいの始まりでもあります。お互いに「好き」というだけでは、うまくいかないこともたくさんあります。これから起こるさまざまなことにも冷静に対処していけるよう、まずは、自分たちがどんな結婚をしたいのか、話し合ってみましょう。

和やかに結婚の準備を進めるために

婚約や結婚の準備を進めるうえで、両親は頼もしい存在。けれど、両親がはりきって準備を進めてしまい、二入が思い描く方向からずれてしまったり、お仕着せの結婚式になってしまった、というような話もよくあります。両親に二人の結婚に対する考えを理解してもらい、和やかに準備を進めるためには、親の意向を尊重しつつも二人の考えをはっきり伝えることが大切です。

スムーズに進めるために

●二人の考えをよくまとめてから両親に相談する。
●あらかじめ両親の意向を聞き、検討しておく。
●自分たちのことばかりを考えず、両親に安心してもらえる方法も考える。

婚約することの意味

結婚するための第一歩は「婚約」です。婚約には、法律的にこうしなければならないという決まりはなく、二人の口約束だけでも成り立ちますが、結納などをして婚約を公表することにはそれなりの意味があります。万が一、婚約破棄などのトラブルが起こったときには、婚約発表をしたことが証明と
なり、損害賠償や慰謝料を請求しやすくなるのです。婚約発表の日本古来の形式は結納ですが、最近は結納を省略したり、別の方法をとる場合も増えてい或す。自分たちに合うスタイルを選びましょう。

婚約記念品の交換

婚約の証として、結納や顔合わせの食事会のなかで、またはそれらを省略した場合でも、記念品を交換することが多いようです。男性から女性へは、婚約指輪を贈るのが圧倒釣に多く、そのお返しとして、女性から男性へは、腕時計や洋服などを贈るのが一般的なようです。

結納をしない場合

婚約披露パーティー

欧米で一般的な婚約披露のスタイル。パーティーを開き.友人らを招いて、婚約発表や記念品の交換を行います。

両家の食事会

結納と人気を二分するスタイル。両家の顔合わせを兼ねて会食をし、そのなかで、記念品の交換などを行います。

婚約通知

通知状を出して.まわりの人に婚約を知らせます。その通知状を受け取った人が証人となります。婚約することの意味

婚約式

本来は、キリスト教信者が教会で行う儀式。最近は、宗教色のない人前婚約式が行われるケースが増えていまず。

結納をする場合

結納は両家で婚約を認め合い、その証として金品を交換する、日本の伝統的儀式。両家が親戚としての絆を結ぶとともに、二人の婚約を公のものにする意味があります。

正式結納
仲人が使者となって、結納品を持って両家の間を行き来するスタイル。

略式結納画
両家が一方の家または料亭などの会場に集まり、結納品を交換するスタイル。