格安SIMカードとは
SIMとはスマホの中に入っているICカード(SIMカード)のことです。契約した携帯電話会社(キャリアともいいます)から発行され、電話番号や加入者の情報など、そのスマホを「電話機」として使うために必要な情報が記録されているものです。
格安SIMカードの概要
SIMカードというICチップをスマホ等に挿して、低価格でネットや通話を利用できるサービスのことを格安SIMと呼んでいます。
「MVNO」と呼ばれるSIMのサービスを提供している事業者は、docomo・auなどの大手携帯キャリアから回線を借りているため、低価格でも通信エリアはキャリアと同じです。
SIMカードにはどんな種類がある?
SIMカードには、「音声通話機能付きSIMカード」と「データ通信専用SIMカード」の2種類があります。スマートフォンで通話もネットも使いたい方は「音声通話機能付きSIMカード」を選びましょう。ほとんどのプランがMNP(番号ポータビリティ)に対応しているため、現在利用している電話番号をそのまま引き継げます。ネットのみ利用したい方は「データ通信専用SIMカード」を選びましょう。格安SIMは携帯大手キャリアと比べていくら安くなる?
格安SIMは携帯大手キャリアと比べていくら安くなる?
携帯キャリアと音声通話SIMの料金比較
携帯大手キャリアと比べて、格安SIMには毎月の携帯代を大幅に節約できるプランが多数あります。毎月の料金の差が大きいため、通話をしない人であれば年間数万円を節約できます。しかし、格安SIMは、月額料金に通話料が含まれていないケースが多く、通常の通話料は22円/30秒と割高です。通話が多い方は通話アプリやかけ放題・通話定額オプションを利用し、通話料を抑えましょう。
携帯大手3社かけ放題プラン | ➡️ | 格安SIM |
月額7,560円/月(通話料含む) | 月額2,232円/月(通話料含まず) | |
毎月節約
5,328円 |
格安SIMのメリット・デメリットは?
携帯キャリアと比較した格安SIMのメリット・デメリットです。
メリット
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- 月額料金が安くなる
- 大手携帯キャリアと比較すると約3分の1になります。
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- インターネット・通話の品質はキャリアと同じ
- インターネット・通話の回線は、MVNOがdocomoやauから借りて提供しているため、品質は大手携帯キャリアと同じです。